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2009年9月

2009年9月24日 (木)

ttimeさんの単三1本 Balanced HPA製作便り

Hpa21_0451

ttimeさん、製作写真を有り難うございます。
凄い!!
単三4本ケースにバランス出力のHPA製作!
1300mAのNiMH電池が誇らしげです。
Balanced HPAも単三1本で
シンプルなC-Moy構成がより、らしくなりました。
ジャックもよく小さいのを見つけられましたね。
ツマミの処理が佳いですねぇ〜。
取付けの拘りにはキラキラ☆ものです。
線材はビンテージ・アンプに使われているような皮膜が見受けられますが....
創意工夫と工作力、そしてその実行力に乾杯です。
使用されている部品を眺めていると
かなりの知識を蓄積されていると感じました。

HT7750は単体でしか試験をした事がありません。
スイッチング・ノイズが気になっています。
入力開放でボリュームを最大にした時の
ヘッドフォンの雑音は?
また、通常の音量で聴いている時の
電池の消費電流を教えて頂けると嬉しいです。

初めてこの記事を読まれる方の為に
Chu-Moy Balanced Headphone Amplifierの記事はこちら
HT7750の記事はこちら

ttimeさんからのメール全文と写真を掲載します。
*************************************************
今晩は、ttimeです。

最近、凄い勢いで作成されているので、ブログを拝見するのが楽しみです。
私も、アナログ回路のおもちゃ箱さんのOPA2353のA47式を
真似て作ってみようと思っていた矢先に、
OPA2353のバランスHPAが掲載されて、急遽バランスHPAに変更!
どおやらバランスHPAの虜になってます(笑)

ところが、
出力ボリュームで左右独立調整って!
ううん (;´з`)
これは、入力ボリュームに変更して、電源部はHT7750で昇圧して!
とあれやこれや、考えていました。
実は、持ち運びが楽な小型のHPAを作ろうと思いつつ、
アナログ回路のおもちゃ箱さんのブログを眺めていたのです。

またまた、Cyu-Moy Balanced HPA が掲載された!
おおっ!これなら、単三4本電池ケースに入るだろ...

早速作ってみました。
HT7750で昇圧してTLE2426(TO-92)で分圧しました。
TLE2426(TO-92)、これは小型化には最適ですね。

出てきた音は、以外や以外単三1本でこの低域!
今までに、アナログ回路のおもちゃ箱さんのバランスHPAを
2台作ったが、それらにも負けてない、クッキリ、シャッキリで
やっぱりバランスHPAの音は良いですね。
これなら通勤時間が楽しくなるぞ!
で、ただいまエージング中です。

私は、回路設計が出来ないので、真似て作るだけですが、
制作意欲を掻き立てる楽しいブログ、そして回路公開して頂、感謝しております。
これからも頑張って下さい。

Hpa21_0301


Hpa21_0411


Hpa21_0441


Hpa21_0481

ttimeさん

最近はOPAをLT1498に差し替えて聴いています。
機会がありましたらぜひ試してみてください。

バランス出力の試作機で出力側で音量調整したのは
OPAのオフセット調整をしたくなかったからです。
また、入力ボリュームの回転位置での音質の影響を受けませんので
私的には気に入った音が出ていました。

2009年9月18日 (金)

OPA2277 Mili Volt Meter

昨日、秋葉原のジャンク屋巡りをしていましたら
日米商事にセンターゼロのメーターが再度入荷していました。
(欲しいな、と思って次回にいくと売り切れていた事がたびたびありました)
ジャンクでもアナログメーターは1000円以下では買えません。
3種類程ありましたが、今回はこいつを思い切って購入しました。
シンプルな目盛り板が気に入りました。

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このセンターゼロメーターでHPAの出力残留電圧を測定する治具?を創ってみました。
いつもはデジタル電圧計で測定していましたが
やはりアナログメーターで測定したいです。
しかし、テスターでは微小アナログ電圧の測定は無理です。
最近は高性能なOPAが安価で入手できますので
フルスケール+/-5mVのミリバルを作ってみました。
安全の為に+/-50mVレンジも設けました。
下図は最終図面です。
作っているうちに扱う信号レベルが100uVオーダーという事に気づき?
急遽、回路変更やらスイッチの取付け位置の変更をしました。
もし、作ってみたいと思われる奇特な方はケースはアルミケースをお薦め致します。
回路図ではOPA2277を使用してオフセット調整回路を設けています。
(僕の場合は他の試験でオフセット電圧をサミングできると便利な場合がありますのでこのようにしました)
単なるHPAの出力を測定するミリバルの場合は、
一回路のOPA277のオフセット調整端子でゼロアジャストができますので
それで事足りると思います。
OPA277の場合は下記回路の反転サミング増幅器部を削除してください。
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センターゼロのアナログメータ!
気に入りました。
作ったHPAの出力オフセット電圧を調整するのが愉しくなりそうです!

作り終えてから数時間経ちますが+/-5mVレンジで『0』ポジションはびくともしません。
非常に安定しています。安心してHPAのオフセット電圧調整に使えますね!

アナログの良いところは目盛りを読むのではなく
針の位置で直感的に判るのが良いですねぇ〜。

実はこの連休はタカチのLCS135シリーズを利用してHPAを作ろうと注文したのですが
な、何と発売は来月との事!嗚呼、残念,無念。
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LCS135-9Vのユニバーサル基板の外形加工図を作ってみました。
まだ現物との突き合わせをしていませんので参考迄に。

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それでは皆様
愉しい連休をお過ごし下さい。

2009年9月11日 (金)

JBL Model L65

実家からJBLのL65を持ってきて久しぶりに聴いてみた。
昔のジャズをご機嫌に奏でてくれた。
こつぶでもJBL、1950代のJazzは同年代のスピーカーがよく会う。
このやさしくもずぶといていおんは、すてがたい。
アルニコはいい!
TPA6120のバランス出力HPAはこいつとためをはっている。

Jbl_l65

またこいつで聴く歌姫は堪らん。
エラに捧げるこのアルバム、
奏でるはディー・ディ.ブリッジ・ウオーター。
往年のエラに引けを取りませんです。
ブルージさと「ソールふる」な雰囲気が僕には堪りません。

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2009年9月 7日 (月)

Chu-Moy Balanced Headphone Amplifier

OPAを交換して音の違いを楽しむ予定が、
気になっていた回路を組み上げるのが先きになってしまいました。
シンプルなバランス出力のHPA回路です.....
前回は出力側で音量調整をしました。
今回は通常の音量調整回路で
オフセット電圧を調整できるようにしました。

この回路は出力の結線を変更して
反転増幅器(秋月バージョン?)
非反転増幅器(通常の回路)
Chu-Moyバランス出力(アナログ回路のおもちゃ箱)
として楽しめます!
各オペアンプを
ダブルバッファーにするとなお良いと思います。
回路図のヘッドフォン出力の記号は通常のステレオジャックですが、
実際は4極のジャックを使用しています。

この回路は+/-2.5Vで動作するOPAを前提としています。

バランス出力は
ヘッドフォンの改造にともなうリスク?
がありますが
それに見合うお駄賃があります!

電源へのグランド・ラインは入力部分のみ。
出力のグランドは無し!
これが佳いんですね!!!

この回路に関しての
動作は「OPA2353 Balanced HPA (その弐)」を参考にしてください。
質問があればどうぞお寄せ下さい。

Chumoy_ballanced_hpa

テプラでマーキングしてみました。

Dsc01331

2009年9月 1日 (火)

LT1498 Double Buffer HPA (A47)

OPAのニー・サン・ゴクロー・サン(2353)は小休止。
LT1498で実装を再考し反転型A47式アンプを再度創りました。
ケースは秘蔵のハモンドのイエロー!

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オフセット電圧の調整はDCサーボの代わりに
定電流ダイオード(CRD)と抵抗での電圧を
多回転ポテンショメータでオフセット調整用の電圧を生成させます。
完全なDCアンプ構成にしました。
オペアンプを差し替える毎に調整は必要です。
+/-10mVの可変範囲があります。
OPA2353は30uV前後に収まりました。
勿論、LT1498も同様の範囲に収まります。
電源部は5Vの3端子レギュレータ出力をレール・スプリッターで
+/-2.5V作り仮想GNDはIoが70mAのNJM4556を使用してみました。
回路図はフォロアーの並列接続ですが
実際はA47式に変更してあります。
U3とU4のデカップリングはICの至近に配置し
半田面側には並列にVISHAYのチップコンデンサーを接続してあります。
回路図のCcLとCcRは実装していません。

回路図です。

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配線はこのような感じです。
Dsc01316

反転式アンプを2台作ってしまった。
同じICでも音がチ.ガ・ウぅぅ...
DCサーボとデカップリング・コンデンサーの違いかなぁ?
2作目の黄色の再生音ががええですょ、とっても!
レゴ風な色合いが忘れかけていた童心を思いおこさせます。

Dsc01318

Digi-Keyから着弾した低電圧動作のオペアンプ達を座布団にして1枚。
しばらく製作は中止してオペアンプでの音の違いを愉しんでみます。

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CRDの回路はBBのREF200に交換できるように8Pdipソケットにしてあります。
また全ての抵抗がソケットに実装されていますので交換が容易です。

遅めのお盆休みはHPA作りで昇華しました。
明日からは社会復帰せねば.........
早々に出張の予定が.........
HPAを創っているときの睡眠時間は4時間です。
今朝も5時迄図面を清書していました。
さぁ〜て、今宵はちょいと酒をあおって寝る事にしよう!。


あ、そうそう、まだこんなにケースがあります!
Dsc01322

このケースと基板はMOUSERで購入可能です。

Dsc01323

OPA2353 Balanced HPA (その弐)

OPA2353 Balanced HPA の回路図ができました。
実験的に音量調整は出力にボリュームを接続してみました。
オフセット電圧は出力抵抗とイヤホンのインピーダンスで分圧されますので
OPA2353のオフセット電圧は無視できます。
OPAのゲインが6db(2倍)なので普通のソース(1Vp-p)では
クリッピンが無いと想定しました。

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出力ボリュームを接続した状態です。
左右独立調整って高級機?
電源は外部から+/-2.5Vを供給します。

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基板裏側の配線はこのようになりました。
注意:
写真では右側ICの4ピンが配線されていませんが
現物は配線されています。

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オペアンプはOPA2353以外にも+/-2.5Vで使用できるのが色々とあります。
品種の詳細は
Beginer Of Eternity (司の奮戦記)さんのHPを参考にしてください。
司さんは実に百種類以上のオペアンプを評価されています(脱帽!)
品種を選択する際には大変に参考になると思います。

出力抵抗以外は
全て同じ抵抗値なので抵抗アレー(8素子)で組みました。
使用した抵抗アレーはベックマンの898-3-R22Kです。
千石電商のBFで@50円でした。
ネットで調べたときは@220円でしたが、製造中止品という事で安く売られていました。
抵抗アレーの良いところは相対精度が良い事と温度トラッキングが良い事です。
ちなみに
ベックマンの899という型番はコモン共通の15素子入なので注意してください。

Chu Moy Balanced HPAの出来上がりです??
入力は直結なのでボリュームの位置による高域劣化の影響を受けません。
バイアス電流の影響もありますがその値は一定です。
難点は4連ボリュームが入手難な事です。

反転、非反転のステップレスポンスです。
入力インピーダンスが一定なので対称性が良いです。
オーバーシュトは出典元の回路図のように補正を掛けると
無くす事ができます。
前回の時に補正をかけましたが
僕の耳ではその違いが判りませんでした。
オーバーシュートがあるという事は高域にピークがでています。
補正用のコンデンサーは
前回作成したここの波形を参考にしてください。

横軸:1uS /div.
縦軸:200mV/div.

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出典:
「OPアンプによる増幅回路の設計技法」第4巻p101
インバータ・フォロワ型バランスド・ライン・ドライバ。

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下記回路の方が配線がスマートになります。
違いはOPAと抵抗アレーへの配線が短くなるようにピンアサインを変更しました。
クロストークは犠牲になると思います。

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OPAと抵抗アレー回りの上記回路の実体配線図です。
電源の配線は省略しています。
実際に配線するときは電源回りを優先して配線してください。

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この項、とりあえずおわり。


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