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2010年9月14日 (火)

MUSE 02 + TPA6120 HPA 回路図

PGA2311に接続するアンプ部の図面を書いてみた。
出力部はTPA6120Aを使用する。
フロントのアンプはDIPの2回路入で+/-5V動作のオペアンプであれば置き換え可能。
フロント部の抵抗は交換可能なようにソケットを使用する。
TPA6120Aの抵抗は薄膜のチップ抵抗を使用する。
厚膜ではない。
チップ抵抗はThick Film→Thin Film→Metal Foilの順に音響的に優れる。
Metal Foilの代表はVISHAYの「Z-Foil」が有名だ!
念のためにオフセット調整回路を実装できるようパターンを用意しておいた。
電流源はBBのREF200を奮発した。
またグランド・チャンネル・バッファー(OPA627)も搭載できるようにした。
ノーマルグランドとの違いを比較してみたい。

使用するコンデンサーは厳選した。
電源の大元にはPanasonic社製の
機能性高分子アルミニューム電解コンデンサー「SP-Cap」。
フロントのオペアンプ部には
Panasonic社製プラスティックフィルムコンデンサー「ECPU]。
TPA6120Aには
NichiconのMUSE F95(樹脂外装チップオーディオ用)。
瞬発力と分解能を期待したい。

参考回路図
OPA627の負電源は3ピン→4ピンの間違いです。

20100913_110357

パターン設計した図面をカットして
ケースにあてがってみた?
上の基板が今回のHPA部です。

Photo

つづく

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04.Head Phone Amplifier」カテゴリの記事

コメント

始めまして。
MUSE 02 + TPA6120 HPAに挑戦したいのですが、
CL・CRの値を教えて頂けませんでしょうか。

普段はユニバーサル基板でディスクリートHPAを作っているのですが、
MUSE 02 + TPA6120 HPAに強く興味を惹かれました。

不躾なお願いですが、宜しくお願いします。

ポンコツさん、興味を持って頂きありがとうございます。
CL,RLは実装していません。
これは高い周波数の雑音が入力される可能性がある場合に実装します。
その時は100pF~470pFが適当と考えます。
TPA6120はとてもパワフルなICです。
ぜひ創られて下さい。

ありがとうございます。
早速作り始めました。
完成したら又コメントさせて頂きます。

完成してから暫く聞き込んでいました。

なんと言うか、凄く正確無比(無味乾燥ではありません)な音を鳴らしますね。

歪みは皆無(ピアノでよく判ります)。
繊細で綺麗な音楽が楽しめます。
作って良かったです。

因みにLME49990との組み合わせがお気に入り!
最高の美音が楽しめます。
ありがとうございました。

ポンコツさん
完成され聴き込んだ結果がお気に召して何よりです。
できれば写真を一枚お披露目ください。
また時間が取れたおりには
据え置き用に外部トランス電源で鳴らしてみて下さい。

お見せする様な立派な物ではありませんが、
それで宜しければ披露させて頂きます。
画像は「メールを送信」に送れば宜しいでしょうか?

電源は自作のトランス電源で±9Vで、据え置きとして使っていますよ。

R8、R18の後にzobelフィルタをつけても大丈夫でしょうか?
発振しやすいオペアンプの発振止めにしようかと思うのですが、
バッファが電流帰還なので大丈夫かな、と思っています。

ZOBEL FILTERは勉強不足でまだ試した事はありませんが悪さはしないと思います。

「グランド・チャンネル・バッファー」とは、どういう働きをするもので、どんな効果があるのでしょうか?

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