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2013年8月 8日 (木)

About for Vocm terminal of OPA1632

Fully-Differential Amplifier OPA1632のVocm端子の処理について。

制作したBalanced I/V ConvertorのOPA1632は初めて使用するICでした。

そのときに調べた結果を備忘録として残しておきます。

下図は完全差動アンプ(THS41xxまたはTHS45xx)の簡略バージョンを示しています。
OPA1632も同等の等価回路と推測します。
Q1及びQ2は入力差動対で標準的な演算増幅器において出力電流は
入力差動対の一方の側のみから信号を取り出しシングルエンドの出力電圧を得るために使用されます。
完全差動増幅器では、両側からの電流はQ3/Q5とQ4/Q6のコレクタに形成されたハイインピーダンスノードから取り出します。
これらの電圧は、その後バッファリングされて出力されます。
Vocm端子に何も接続されていない場合は
Vocmは内部分圧器(R1 & R2)によってVCCとVEEとの間の中間点にバイアスされています。   
出力コモンモード電圧は入力によって制御されません。
Vocm誤差増幅器は
出力コモンモード電圧をサンプリングするVocmの電圧(R3&R4)と比較して
内部フィードバックを調整することによってVocmピンに印加される同じ電圧に出力コモンモード電圧を維持します。
以上の事から
DACのI/Vとして使用する場合のVcom端子の処理はGNDに接続するかキャパシターでバイパスしておくと良いと考えます。
コモンモード電圧をレベルシフト電圧に置き換えると理解しやすいかもしれません。

20130808_03622

Reference:Application Report SLOA054D - January 2002[Fully-Differential Amplifiers]

***********************************

補足:Vocm端子のADC における使用例

PCMPCM4222のコモンモード出力は電源電圧の約1/2(0.4875)です。

この電圧をOPA1632のVocmにバッファリングして印可しています。

ADCが単電源動作でも入力の基準点を中間点にシフトさせるとADCの出力を両極性でスイングさせる事が出来ます。

20130808_10239

Refernce:PCM4222EVM User'sGuide(sbau124)


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