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2013年9月

2013年9月28日 (土)

Maximizes Power Efficiency Diode Bridge

LT4320を使用した理想ダイオードブリッジの2回めの試作です。

1回めはこちらをクリックすると下段に表示されます。

今回のLT4320のパッケージはMSOPの0.65mmピッチなのでAitendoさんの変換基板を使用しました。
変換基板の上にユニバーサル基板でSOT-23タイプのMOSFET(IRLML6344TR)を4個実装しました。

20130928_152126

基板を重ねた状態です。

20130928_152331

入力は12Vの直流電源、出力には電子負荷装置を接続してドロップ電圧を測定してみました。

電子負荷を1Aに設定した結果です。

ブリッジに使用したMOS FETはオン抵抗が最大で37mΩなので仕様内に収まっています。

普通のダイオードでブリッジ回路を組むとダイオードでのドロップ電圧は約1.4Vです。

対してLT4320コントローラを使用したFETブリッジは0.063Vで非常に少ない値となります。

1A通電した状態で1時間放置後、触指してみましたがクールです。

2巻線出力のBlock,Talema,Hammond等の電源トランスは便利ですが入力電圧が115V仕様です。

これらを100Vで使用すると2次出力電圧は約13%減少します。

115V仕様を100Vで使用するときにこのブリッジを使うと、115Vで普通の整流用ブリッジを使用した時と

同等以上の整流出力電圧が得られる事を再確認出来ました。

20130928_150850

IRLML6344は秋月さんで150円/10pcs。

LT4320はDigiKeyさんで 12MSOP : 679円 8DFN : 746円。

MSOP変換基板はAitendoさんで@100円。

Have a nice weekend.

2013年9月26日 (木)

Deboo Differential DC Servo for AD851 HPA

AD851 Composite Balanced HPAの出力オフセット電圧を限りなく0にしたいと思いDC Servo を考えました。バランス駆動のサーボ回路は中々思いつきませんでしたが
DebooというHowland Current Pumpの延長線上のIntegrator回路を知りDifferential Typeで組んでみました。
回路図ではTPA6120になっていますが実際は前回制作したAD851です。
もう次にTPA6120で組む算段をしています。
DC SERVO以外の方法で出力オフセットを追い込みたいと考えていましたが電子ボリュームからのオフセット電圧もあり佳い案が思いつかないのでHD 800保護の為にDC SERVOを採用しました。
前回制作した状態ではVR位置が1時あたりまでは+/-数mVでしたがフルにすると120mV位迄上昇していました。創ったDC Servoはマルチメータで観測する限り1mV以内に収束しました。
VR2時以降で聴く事は無いのですが.......
但し、回転角度にもよりますが収束する迄に1〜4秒程要します。
この回路に関してはまだ不勉強ながら取り敢えず目的を果たしていますので最適な定数の設定等は後日にします。
サーボ回路はサブ基板にして追加しました。
これで安心してHD 800を接続して聴けます。
コイルへのDCバイアスが僅少になったせいか再生音の分解能が少し良くなった気がするのと
HD 800は楽器の数が増える毎に威力を発揮しています。

20130926_10046

Deboo Differential DC Servoの参考回路図です。
上下対称の回路はお気に入りです。20130926_10829
Reference:
TI:AN-1515 A Comprehensive Study of Howland Current Pump
NS:AN1155 Consider the "Deboo" Single-Supply Integrator

2013年9月22日 (日)

AD815 Composite Full Balanced HPA

AD815 Composite Full Balanced HPAを創りました。

Walt Jung氏「Composite Line Driver With Low Distortion」の文献を元にバランス出力にしたHPAです。
電源は初めてシャント・レギュレータで組んでみました。
実際は写真の放熱器を2段重ねにしてAD815にも放熱器をつけました。

20130922_04158

回路図です。DACからは全てDC結合でヘッドフォン端子でのオフセットDC 電圧は+6mV、ー5mVでした。
最終的には1mV以下にしたいと考えています。
回路図でのボリュームはMAS6116のデジタルボリュームです。
AD815は入手が難しいと思いますのでTPA6120に置き換えても良いと考えます。
シャント・レギュレータが効いているのかAD815の個性なのかまだ判りませんが時間を経るについてバランス出力ならではの音の躍動感が増しつつあります。
これはTPA6120も同じ回路で組んで評価してみたくなってきました。

20130922_03831_2

閑話休題
皆様ご存知のハイレゾ音源を再生出来るAK120と昨日発売されたFiio X3。
カタログで写真のみ見ているとFiio X3のほうが小さいと感じます。
VectorWorksでScaleを調整して大きさを比べてみました。
20130922_12353

2013年9月21日 (土)

Fully Differential Circuit for HD-800

MAS6116を使用したFully Differentialの電子ボリュームは問題無く動作しました。タキオニクス社製のコントローラの音量調整のフィーリングは秀逸でした。

無論、急激な音量可変をしてもクリック音とかポップ音は皆無です。

Walt Jung氏の「Composite Line Driver With Low Distortion」の文献を参考にしたAD815 Fully Differential HPA も創りました。
I/V ConvertorはFully Differential Audio AmplifierのOPA1632。
Fully Differentialづくしの回路です。
AmaneroのCombo386のI2S信号をアイソレート後Differential Line DriverでHDMIコネクター経由で送信し、その信号をDifferential Line Rxでシングルエンド信号に変換してDACへのI2S信号としています。
DACの寸前で200MHzのクロックとPotatoのFFで全てのI2S信号を叩き直しています。

20130920_235601

I2S信号のLRCLKとDATA信号です。

LRCLKのRise Timeは18nS,Fall Timeは20nSでした。

Patato社のFFを使用したReClockerは正常に機能していると思われます。

20130920_235856

文句なしにご機嫌な再生音です。

この環境でやり残しているI/Vコンバーターの試作・評価をしたいと考えています。

2013年9月19日 (木)

MAS6116 Balanced Volume Circuit(3)

通電試験完了なれど音出しは明日のお楽しみ?

20130919_222741

2013年9月17日 (火)

MAS6116 Balanced Volume Circuit(2)

MAS6116の回路を取り敢えず組上げてみました。

火入れが愉しみです。

20130917_222651

2013年9月14日 (土)

MAS6116 Balanced Volume Circuit(1)

HD800をバランス駆動で聴きたい。

DACからのI/Vは取り敢えず完全バランスで出力した回路があるので、それに接続するFull Differential Volume(Attenuator)を画策中。
MAS6116のコントローラーはWorld Wideで実績のあるタキオニクス社様製を使いたい。
試作予定回路を下図に示します。
I/Vコンバーターはまだやり残している回路があります。
試作予定回路は前段にLPF(50KHz)を組み込みI/Vを評価出来るようにしておきます。
NOS DACはとりあえずペンディングでノーマルなPCM1794(8) Mono Modeで試したいと考えています。
MAS6116 をバランスにした回路は図面を書きながら、対称性を見るにつけ良い性能を発揮してくれる予感がします。
BBのPGA23xxやCirrusのCS3310と大きく異なる点は出力バッファーが外付けという事だと思います。
ということはここのOPAで音の味付けが良くも悪くも変えられるという事が言えると思います。
2013.9.13修正図面に差し替えました。

20130917_214326


2013年9月12日 (木)

薄膜高分子積層コンデンサ“PMLCAP”

最近好んで使用しているPMLCAP。

秋月さんちのオリジナルHPAに使われていたときに薄膜の輝きが大変に美しく感じ、入手したいと思っていましたが当時は叶いませんでした。
秋月さんちで扱ってからはTPS7A4700の基準電圧のフィルタや用途によっては出力にもPMLCAPを使用しています。
今日発見?したのですがDigiKeyさんでも扱っていました。
価格をみたらびっくりです!

20130911_231621

正直な所、PMLCAPの価格は少し高いと感じていましたが

DigiKeyさんの価格設定をみてそれがぶっ飛んでしまいました。

20130911_231758

秋月さん、PMLCAPのAAA はずっと維持してくださるようお願いいたします。

リンク

薄膜高分子積層コンデンサ“PMLCAP”の特徴と活用

2013年9月 4日 (水)

Current Segment DAC

 

High-Resolution Audio DACs Final Report

 

Ivar Løkken, 2005-08-17

このレポートのp75にこのような等価回路が掲載されていました。

今迄疑問に思っていた事が払拭されました。

Curout

2013年9月 1日 (日)

HD800 純正ケーブルをバランスコネクターに改造

HD800の純正ケーブルをスペアパーツとして購入しました。

1

プラグは回転させても緩む気配が全く無かったのでプラグ部のカットを試みます。

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内部には充填材がびっしり。もう少しカットしてみます。

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ここまでカットしました、内部は100%充填されていました!

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NTカッターで切れ目を入れてニッパーで少しづつ....

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全貌が見えてきました。

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このままではXLR コネクターに入りませんでした。

左側の大きい部分を削りましたらギリギリ入りました。

右側部分の固定だけで綿メッシュのスリーブがバラケル事は無さそうです。

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写真は左からPin1(L+:Green),Pin2(L-:White),Pin3(R+:Red),Pin4(R-:White)

このピン配置はHDVD800のインストラクション・マニュアルに準じました。

HDVD800を所持しているわけではありません、XLRのバランスでのピンアサインが不明だったので参考にしました。

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ノイトリックのケーブル固定用スリーブも無事にセットできました。

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純正プラグとのお見合い写真です。

目論んでいたゴムのスリーブも流用出来て完成です。

ゴムのスリーブははめ込んでいるだけでのひっぱるとはずれます。

後日接着剤を流し込む予定です。

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プラグのカット写真です。

プラグの内部が100%充填材というのは想像出来ませんでした。

純正を見習ってXLRコネクターの半田付け部分にはグルーを流し込みたいと考えています。

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ゼンハイザーからは純正品としてのバランスコネクター・ケーブルは発売されていません。

他社からは色々な種類のバランスコネクター・ケーブルが発売されています、がここは純正のケーブルでのバランスコネクター・ケーブルで、これから作るバランスHPAを評価したいと考え、あえて純正ケーブルにこだわりました。

純正プラグ部の半田は銀入りを使用という事なので、なるべくオリジナルの雰囲気を保つ為に銀入りの半田(SS-47)で半田付けしました。

参考資料

http://www.sennheiser.tv/HD800/base.swf

HDVD800_A4_549747_0313_EN_CD (pin Assign p16)

補足参考写真追加(2013.9.2)

プラグ部のアルミ・スリーブは下記の位置でカットするとゴムスリーブのロック箇所でゴムスリーブは固定されていますが、最初にアルミ・スレーブは抜けると思いますのではじめにこの箇所でカットして試してみる価値はあるかもしれません。

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カットするときの刃物は通称:鮫ノコ(鮫歯鋸)と呼ばれているものを使うと奇麗にカットできます。鋸の厚さはわずか0.3mmです。

20130902_120731

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