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2014年8月

2014年8月20日 (水)

ADA4870交換作業

ADA4870がDHLで到着、絶妙のタイミングです。

Aitendoで半田ペースト等も購入してきました。
全品10%offでした。
気になっていた電源をつなぐだけで電源電圧を測定できる奴も衝動買い?

1

ADA4870のサーマルパッドに半田ペーストを薄く塗布しました。

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ヒーターで基板を放熱器を挟んでプリヒートしています。
基板の裏側にはカプトンテープを貼って傷がつかないようにしています。

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サーマルパッドが露出している両サイドから半田ごてをあてて
一気に10秒程加熱して終了させました。
半田ペーストが巧く融けているかは確認できません。
放熱器が届いたら負荷を接続しジャンクション温度から判断します。
(ADA4870はThermal Monitor出力があります)
Burnsの金メッキ端子の50Ωチップ抵抗器の定格は10W。
仕様もロゴも美しい。

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これで振り出しに戻りました。
放熱器が到着したら負荷試験を試みます。

2014年8月19日 (火)

ADA4870ARR-EBZ

LDOのPSRR測定用治具を創りたくて探しあてたICがADA4870です。

とても気に入った仕様です。

20140819_181354

Analog Device社から有償サンプルを購入しました。
裏側はハーフブリック(DC/DC用)規格の放熱器が取り付けられるように設計されています。
6層基板の中央には136個のThermal viaが開けられていて
そのビアにはAE3030という熱伝導に優れたエポキシが充填されているそうです。

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放熱器の入手がまだなので無負荷で実験していました。

反転動作でゲイン抵抗を変更した(G=10)のステップレスポンスはナイスなものでした。

PSRRの測定に使いたいので出力のDCレベルを変えたく非反転入力にDC電圧を

入力したところ昇天しました!

原因はDifferential入力の耐圧がADA4870の場合0.7Vでした。

通常のOPAは電源電圧までは大丈夫なので不覚にも見過ごしていました。

原因はDifferntial入力の耐圧が直接の原因ではなく

ゲインを10倍にした為、反転増幅器のグランド側の抵抗を1.21KΩから120Ωに
変更しました。
ここに2Vの電圧を印可したので16mA の電流が流れて破損したのでは....と推測しています。

20140819_180127

破損したADA4870を取り外します。

サーマル対策の為の6層基板から取り外すのは初めてです。

まずはピンをニッパーでカットし半田ごてでピンをパターンから取り去りました。

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60Wと80Wの半田ごてを両サイドに露出している金属タブに当てる事10分強。

6層基板は手強いです。両サイドの金属タブが無かったら交換不能でした。

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基板が暖かいうちに半田吸い取り器で奇麗にしました。

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ICが届いたら実装します。

半田ペーストを用意しなくては..............

エレアトのUSBDACはまだお預け状態です。

2014年8月13日 (水)

Regulators for High-Performance Audio

このタイトルをご存知方はかなりレギュレータ回路に気を使っている方と推察します。

備忘録として簡単に記しておきます。
Regulators for High-Performance Audio

のファイルはパート1から4までありますが全て画像データです。

ここからダウンロードできます。

Part1,2:walt Jung

Part3:Jan Didden

Part4:Gary Galo

廃れる事の無いシリーズ・パス・レギュレータのエッセンスが書かれてあります。

このレギュレータはLinear Audio Vol.4 にJack Walton執筆の

“A Comparative overview of power supply regulator designs with listening tests”で

リスニング・テストでレギュレータ名「Jung」としてRank1の評価を得ています。

 Jan DiddenはLinear Audio誌の編集者で技術者でもあります。

パート3(Jan Didden著)のFig.1の回路図は配線の寄生インダクタンスを示しています。

実際の回路はこれらの影響を極小になるように熟考された結果、出力インピーダンスが極めて小さい値になっていると考えています。

グラフはパート3からの引用です。

20140813_162258_2

以下のZout測定データーは雑誌ではモノクロで判りづらいので

Color graphs for Jack Walton's regulator article in Vol 4

としてLinear Audio HPにアップされているグラフです。

前述のグラフに近似しています。測定にはかなりのスキルが要求されそうです。

レギュレータに興味のある方はご存知の名前がずらりと並んでいます!

Twisted Pear AudioのTrident Regulatorも測定してほしかった。

Buffalo専用で汎用性にかける仕様だから?(5Vバージョンが無い)

20140813_172619


パート3にはDIY'erには嬉しいアートワークも掲載されています。

下の写真は昔DiyAudioからダウンロードした実基板の写真です。

Jan DiddenとWalt JungでDidden/Jung!

20140813_134341_2 

この基板は進化して現在はこのようになっています。

Superregs for your signal level projects

この基板はDiyAudioのStoreで$19で販売されています。

私的には上の旧基板の方が性能的に有利な気がしています。

理由は最短接続のパターンと出力及びセンス用の出力が部品の至近から取り出すようになっている為です。

見た目は新規板の方が良いですが..............

新しい基板はJung/Diddenと順番が入れ替わっている。

20140813_163511

シリーズ・パス・レギュレータの肝はセンス用フィードバック抵抗を

必ず負荷端で接続するという昔からの手法を忠実に実行する。20140813_165420

新規板の詳細はJan Didden のblogをお読みになって下さい。
*
閑話休題
Regulators for High-Performance Audioの邦訳版をCQ出版社で記事にしてほしいな。
またパート1に記載されている測定方法を具現化した記事になるとなおいい。
Linear Audioの邦訳版を出版してくれるともっといい!
*
Let's Enjoy

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