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2015年12月

2015年12月25日 (金)

ペルチェ素子でミニ・ミニ恒温槽(1)

何年か前に....王で購入したもの。

20151224_212814

上記の放熱器とペルチェ素子のみを流用してミニミニ恒温槽の実験。

容積がミニなので80℃は問題無くクリア。

ファン:OFF .

20151224_212753

大きめのファンで放熱してあげるとミニミニなので0℃までOK。

ファン:ON .

20151224_212740

ダイキャス・ケースと放熱器とはペルチェ素子を挟んで
熱絶縁の目的でポリカーボネートねじで固定している。

放熱器とダイキャスト・ケースの隙間も断熱すると良い結果が得られました。20151224_222648

つづく

2015年12月21日 (月)

JFET Curve Tracer

JFETのVgs vs Drain Current特性を観測する為のカーブ・トレーサーを創りました。

20151221_215354

J112のVgs-Id特性です。10個を測定してみました。

横軸はフルスケール10mSで5Vなので2mS/Vになります。

また極性はマイナスです。10mS=-5V

20151221_222059

上記データはAnalog Discoveryで収集しExcelでまとめました。

20151221_214502

下図のオレンジ色はゲート印可電圧波形でリニアリティに優れています。

0Vからー5Vまでを10mSでスイープしています。

右はXーYプロット・モード表示です。

左上のVgs vs Idカーブを収集しました。

20151221_211820

10Ωの抵抗が銅板に10個並列接続されたヒーターが2組あります。

保温材に囲まれたケースで覆い2A流すと10数分で60℃くらい迄上昇します。

中央の金属部は温度センサーです。

この写真はサーモスタットを実装していない状態です。

実際は最初の写真のように
サーモスタットで加熱防止としています。

20151221_214953

その挙動を観測すると下図のようなデータが得られました。
Analog Discoveryにも残光機能はありますが
このスコープ残光表示機能には及びませんでした。

20151221_215112

カーブ・トレーサ表示のみでしたらは
今回のようなハードを組み立てなくてもAnalog Discoveryの波形発生器を使うとカーブ・トレーサは実現できます。
スコープでも表示させる為にハードで組上げました。
*
J112のデータシートからの抜粋です。
Idssは5mAmin.となっていますが

20151221_224436

グラフを見ると5mA~40mA位迄の4種類の幅があるように見受けられます。

国産品の色づけによるIdssのランク分けがカタログには無いけれどあるのかもしれないと推測しています。

今回の秋月購入のJ112はIdssが40mA前後,2mA通電時のVgsがが2.47〜3.14Vでした。

このVgs値(2mA)はとても魅力的な電圧値です。

20151221_224519

その理由は.................

2mA時のVgsが理論上のZeroTCに限りなく接近しているからです。

これに気を良くして40個を追加購入し測定しましたが

すべて近似したデータが得られています。

20151221_230040

上記、Vp((Vgs(off))と2mA通電時の正確なVgs測定の為にこのような治具も創りました。
6個を切り替えて測定できます。

34461AのProbe Hold機能はとても便利で

特にIdss測定は時間管理が必要ですが、ほぼ同じタイミングで測定表示してくれる事は再現性の面で信頼できるデータが得られます。

0.20036表示はFETに2.0036mAを通電していたという確認表示です。

20151221_214306

JFETはじゃじゃ馬................

じゃじゃ馬を調教して駿馬にしましょう。

20151222_001511

参考資料

Test Jig for Measuring JFETs

FET & CRD選別治具

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