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2016年10月 8日 (土)

Analog Discovery Calibration

20161008_201252
正確なデータを収集する時はAnalog Discoveryをエージングしたあとに
キャリブレーションで微調していますが毎度の配線が煩わしく
Analog Discoveryのポートにスイッチ基板を作りましたら
とても便利に使えましたのでヒントのお裾分けです。
電圧計に接続するコネクタはSMAコネクタである必要は全く有りません。
*
キャリブレーションはとても簡単です。
Device ManagerからCalibrateをクリックします。

20161008_205905

右上のWizardを起動します。

20161008_210342

手順が示されます。邦訳すると

このデバイスのアナログ部品の校正をお手伝いします。

精密な電圧計とジャンパー・ワイヤーを用意して下さい。

*

精密な電圧計の分解能の指示はありませんが

経験上1mVを精確に測定できる必要があります。

20161008_211502

1.Wave Generator 1 Low Gain

2.Wave Generator 1 High Gain

3.Wave Generator 2 Low Gain

4.Wave Generator 2 High Gain

全て精密な電圧計で測定した値を入力します。

下図はAWG出力が0mVですよ、デバイスの測定電圧値は何ミリボルトでしたか。

という事で電圧計の読みを入力します。

下図の場合の測定電圧は多分数ミリボルトのずれだと思います。

測定電圧を入力します。

Wizardの指示に従ってひたすら電圧計の読みを入力して下さい。

20161008_211540

全て入力し終えると次のステップが表示されます。

5.Oscilloscope

「オシロスコープの校正をするので入力のNとPをグランドに接続して下さい」

入力は差動なので上記表記になっています。

IN1+とIN2+はPです。

IN1-とIN2-はNです。

差動入力のIN1+,IN1-,IN2+,IN2-の全てををグランドに接続します。

接続が終了したらNextで次に進みます。

20161008_213216

このステップの前にAWGが校正済みである必要が有ります。

今回はWizardのステップ通りに進んでいますから校正は済んでいます。

IN1+,IN2+をAWG1に接続しIN1-,IN2-はグランドに接続します。

20161008_213905

実行すると自動でAWGからの信号でスコープ・ゲインが微調されます。

20161008_214050

キャリブレーションが終了すると自動で次のステップの内臓パワーサプライ電圧の校正モードになり

校正結果も表示されます。

内臓パワーサプライ電圧の校正は

今までと同じように電圧計の読みを入力します。

正電圧の校正値を入力し終えると負電圧の読みを要求されますから同様に入力します。

20161008_214313

図には有りませんが
最後にApplyボタンをクリックして校正値を反映させます。

必要に応じてデータをHDに保存します。

文章で書くと面倒なようですが実際はそんな事はありません。

校正した結果をキャンセルもできますし、工場出荷状態にいつでも戻せます。

***********************

更正後のレベル確認です。

AWG設定:1MHz 1.414V

0dbが-04..dbは許容範囲だと思います。

FF(Fundamental Frequencyの振幅)値の差は0.029dbとマッチングがとれています。

もし納得のいかない結果の場合は再度キャリブレーションを行って下さい。

Calibrationの精度(微調)を確保するためには5V電圧測定時に0.1mVの分解能は必要かと思います。

1mhz_1414v_fft校正時のジャンパー配線を省くためのスイッチ基板の参考配線図です。

20161008_200141

配線の様子です。トグル・スイッチの金属部分はグランドに接続しました。
コネクタ部のストレスを軽減するために高さを揃える脚をつけました。

20161008_201308

AWGとOscilloscopeの微調はNetwork Analyzerのような比を測定する場合に
有効だと考えます。
環境温度によりAnalog Discoveryの内部温度も変化します。
アナログ素子は温度に敏感ですから校正の必要性が理解できると思います。
校正データを保存するときには内部温度をタイトルに+αしています。
以上でこの項は終わりです。


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