USB Isolator for Analog Discovery
先週の土曜日に収集したデータです。
HP3325BのFunction Generatorから1KHz、10mVの正弦波をAnalog Discoveryでスペクトラム観測した結果です。
Analog DiscoveryはiMacのVMware Fusionで動作させています。
1KHzの高調波以外は
iMacとHP3325BのAC100Vラインでのコモン・モード電圧による影響で
USB Isolatorで奇麗になったと、土曜日は気持ちよく帰宅しました。
USB Isolatorを介したデータです。 本日追試しましたが再現が取れませんでした。ACラインの配線は同じ条件のはずなのですなのですが.....................ということで下記のように接続してスペクトラムを観測してみました。
BNC ConnectorボードのCh.1はショート・プラグ、Ch.2は50Ωで終端してあります。
Ch.1のスペクトラムを比較してみました。
この方法は再現性が取れました。

USB Isolatorを介すと50Hzの誘導は軽減されています。
本来USB Isolatorの目的は外部AC機器をAnalog Discoveryに接続した時のコモン・モード低減にあるのですが
Analog Discovery単体で使用するときでもラインからの誘導を軽減できているようです。
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今回使用したUSB Isolator PCBです。
ACアダプター6Vを接続するとダウン・ストリームのUSB-Aコネクターの5V出力には1A_max.まで供給できます。
Analog Discovery2で+/-5Vを出力させ
電子負荷装置でトリップ寸前の+/-80mA流した時の
電子負荷装置でトリップ寸前の+/-80mA流した時の
6V入力の電流値は679mAでした。
その時のAnalog Discoveryの出力電圧は+4.990V/-4.989Vでした。
Analog Discovery単体での消費電流は384mAで出力電源をONにすると無負荷で423mAでした。
トリップ寸前の電流値は個体差があると思われます。
USB Powerでの仕様は+/-250mWmax. なので5V出力時は+/-50mAがMax.ですが実測は上記数値(+/-80mA)でした。
USB Powerでの仕様は+/-250mWmax. なので5V出力時は+/-50mAがMax.ですが実測は上記数値(+/-80mA)でした。
通電後レギュレータのタブ部の温度をK熱電対で測定したところ52℃でした。
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