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2017年6月 3日 (土)

Fuseの I²t (A²sec)について(iDesign,Littelfuse)

ヒューズの過渡応答耐性をチェックしたいときに便利なツールがありました。

ヒューズは流れる電流を熱(ジュール熱)に変えて溶断させます。
サージ耐性での寿命を考慮するときはI²t (A²sec)特性で評価するそうです。
リテルヒューズ社にiDesignというオンラインツールがありました。
ユーザー登録すると使用できます。
過渡波形の入力方法の簡単な評価はパルス幅とピーク電流を入力するだけで
積分値のI²t (A²sec)を計算してくれます。

20170602_205740

実測で得られた波形がある時は手書き入力も出来ます。

20170603_083524_2

CSV形式を読み込む事も可能なので
シミレーション結果の損失カーブを読み込ませればより的確な評価が出来るのではないでしょうか。
LTspiceでは損失カーブをCommand+左クリックで積分値が得られます。

20170603_085934

 

iDesgn [Pulse Withstanding]......よりGoogle邦訳引用です。

パルス耐量の計算が行われない場合、ヒューズはアプリケーションで寿命中に迷惑をかけられる危険があります。

 

突入電流はヒューズ素子を弱くし、真の故障が存在しないときにヒューズ素子をトリップさせる。

 

パルス耐圧設計プロセスは、基本的に突入パルス波形のエネルギーの推定であるパルスi2t値を計算する。

 

その後、寿命の間に予想されるパルス数に基づいて、この計算されたパルスi2t値に設計係数マージンを適用する。

 

これにより、選択されたヒューズに必要な値である必要なi2t値が得られます。

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