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2017年6月

2017年6月29日 (木)

100nS Double Pulse Generator(2)

2個の100nS幅パルスを合成するためにAD8045を差動増幅器構成にして下図のような合成パルスを創ります。
最初の100nSパルス(pos)は非反転入力に
後続の100nSパルス(neg)は反転入力に接続して
均等な+/-100nSパルスを創るのが目的です。

20170629_15305520170629_153037

AD8045のデータシートを読み

20170629_161009

デモボードのレイアウトを参考に

20170628_145327

SOIC変換基板で配置を考えました。
0603(1608)サイズのチップ抵抗は1.27mmピッチにギリギリ半田付けができます。
AD8045は出力ピンがFBとして1番ピンに配置されていますので
差動構成の抵抗はシンメトリカルにできます。
この変換基板は片面パターンで裏面にグランドパターンは無いので好都合です。

20170629_161600

レギュレータは78L05、79L05を使用し出力は最短接続です。

バイパス・コンデンサのリターンは出力のSMAコネクタへ均等で最短と理想的です。

エアトリマーを追加して応答を微調した結果は良好でした。

エアトリマーはR1とR3に並列接続します。

20170629_162756

上図のエア・トリマーに0.9pF〜16pFとありますが1.6pF〜16pFの誤りです。

このトリマーは秋月さん扱いで気に入って使っています。

この項はこれで終わりにいたします。

2017年6月28日 (水)

100nS Double Pulse Generator(1)

先のLTspiceの結果を踏まえて100nS幅のDouble Pulserを創る事にしました。

MultiSimで回路を組んでみた結果が下図です。
Triggerは74HC4060で生成し
遅延回路のゲートで100nS幅のダブル・パルスが得られました。

20170627_184024

Triggerは同期が取れています。

20170625_151150

試作してみました。

シミレーションではSN74F74を使用していますが試作では PO74G74A(fmax600MHz)を使用しています。

試作基板にはシミレーションの回路図には記載されていない出力ドライバIC(74F3037)等が実装されています。

各ブロックのICにはここで創った5V-LDOが3個POLとして使用しています。

またDelay回路の定数はシミレーション結果とは異なりましたが

シミレーションで勘所が把握できていたので容易に対処できました。

右下のスチコンの容量で調整しました。

20170628_001143

立上り時のピークは変換基板のインピーダンス不整合による反射と思われます。

上図での測定はスコープ直結ですが30cmの同軸ケーブルを接続しても

同様な応答でしたので..........

Scope_12

出力を50Ωを介してショットキー・ダイオード(HP_5082-2835)を2個シリーズ接続で
クランプしてみました。
振幅を制限した効果は
Tr,Tfが3nSと同じになり出力電圧は50Ω終端で約1Vでした。
これをAD8045(VFA)、、AD8014(CFA)を差動増幅器構成のパルス・アンプにして
希望したシミレーション結果が得られか試してみたいと思います。
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High Speed Comparator(LT1720)も用意していたのですが
整形する必要がない素直なレスポンスだと思います。
しいて言えばパルス幅がTr,Tf分やせるのでスレッシュ・ホールド電圧を<100mVに
にしてコンパレートするとやせた分は取り返せると思いますが
High Speed Comparatorとはいえ有限なTr,Tfがあります。
ちなみに用意したLT1720は4.5nSです(修正:Tr=2.5nS typ. Tf=2.2nS typ.)
Tr=Tf=3nS.......は......ナイスな応答だと思いま せんか。
十分なベタアースを確保しましたがグランドラインにわずかなスパイクが発生しています。Scope_18
もう少し続きます..................

2017年6月22日 (木)

NJM2884U2

JRC製のLDOレギュレータ

 
NJM2884U2はピンが太くて見たからに放熱が良さそうです。
以下2枚の写真は秋月さんのHPからの引用です。

20170622_032656

秋月さんが専用の基板を創ってくれました。
センター部に薄く予備半田をしてからリード部を加熱すると良いです。

20170622_032054

思いつくままにファインメット.ビーズやら放熱器を付けて遊んでみました。
購入したのは5Vバージョン10個です。
無負荷の初期電圧値は4.997~5.001Vですこぶる良好でした。

20170622_030510

蛇足:2.54mmピッチの間には0805サイズのMLCCが収まります。
入力には1uF/50V(X7R),出力には10uF/25V(X5R)を実装しました。
POLに惜しげ無く使えます。POL(Point of Lord)

2017年6月21日 (水)

AD8045 Double Pulse Generator

100nS幅のプラス・パルス+100nS幅のグランド・レベル+100nS幅のマイナス・パルス

という波形が欲しくてAnalog Discovery 2の任意波形発生器で試してみました。

20170621_224019

予想していた波形です。

コンパレータを追加してで処理しようと考えていました。

しかしこの波形ではちょいと無理があります。

20170621_224241

ディスクリート・ハードで組むことにしてLTspiceで挙動を観測しました。

20170621_225412

AD8045は1nSで1V以上のスルーレートがあります。

見事な応答だと思います。

シミレーションのV1,V4をどのような回路で組上げるか思案中です。

20170621_223442

2017年6月 3日 (土)

Fuseの I²t (A²sec)について(iDesign,Littelfuse)

ヒューズの過渡応答耐性をチェックしたいときに便利なツールがありました。

ヒューズは流れる電流を熱(ジュール熱)に変えて溶断させます。
サージ耐性での寿命を考慮するときはI²t (A²sec)特性で評価するそうです。
リテルヒューズ社にiDesignというオンラインツールがありました。
ユーザー登録すると使用できます。
過渡波形の入力方法の簡単な評価はパルス幅とピーク電流を入力するだけで
積分値のI²t (A²sec)を計算してくれます。

20170602_205740

実測で得られた波形がある時は手書き入力も出来ます。

20170603_083524_2

CSV形式を読み込む事も可能なので
シミレーション結果の損失カーブを読み込ませればより的確な評価が出来るのではないでしょうか。
LTspiceでは損失カーブをCommand+左クリックで積分値が得られます。

20170603_085934

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