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2017年8月 9日 (水)

Low Impedance Analyzer Interface(Low IAI)_1

Active Feedback OPAの優れた

High CMRR、Low Input Cap, High Input impedanceの特性を利用して

Low Impedance Analyzer Interface(Low IAI)を創りたいと考えました。

Active Feedback OPAのAD830は電流検出用で

電圧検出用はAD8130を2個使用して100倍増幅しています。

両方ともに周波数特性は10MHzまでフラットなレスポンスです。

AD8130はAD8129でも、AD830はAD8130でもOKだと思います。

下図を元にした試作基板は

Analog Discovery のNetwork AnalyzerでBode Plotさせました。

1:10mΩ抵抗は理想的な条件でのLTspiceです。

20170809_211447

2:結果は10MHzまでほぼフラットです。

このような特性は現実の世界ではあり得ないとおもいます。

20170809_204744_2

3:測定する10mΩのインダクタンスは100KHz において5nHでした。

20170809_211142

4:実測値を加味してのLTspiceです。20170809_210850

5:5nHのリード・インダクタンス成分は100KHzを超えてから影響が現れます。

20170809_210911

6:Analog Discoveryでの実測はLTspiceと近似しています。

注;シミレーションの周波数軸は100MHz。

下図の縦軸

0db=1Ω     -20db=100mΩ     -40db=10mΩ

20170809_212520

open-shortのキャリブレーションは無しなので..制約はありますが

Active Feedback OPAの性能を発揮できるような実装で

キャパシタを並列接続した時の挙動を愉しみながら観測できればと思っています。

つづく

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