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2017年9月

2017年9月30日 (土)

TPA6120A HPA for HD800(試聴編)

ヘッドフォンの季節がやってきたので
久しぶりにTPA6120Aでのヘッドフォンアンプを創りました。
ゼンハイザーのHD800を意識してHA800としました。

電源は左右独立供給.................。

回路はComposite Amp構成..............OPA627x2(交換化)+TPA6120。

出力信号のリターンは供給電源の大元に最短..........。

定電流電源の設計値は+/-80mA x2...........

放熱対策でビアを沢山設けています............

定電流電源の出力に電解コンデンサはありません。

20170909_192717

上部の定電流電源からのパターンは太く短く......左右均等。

猫目に見えたりフォックスに見えたりする半田面パターンが面白い。

TPA6120の入力部は浮遊容量を排除するために半田面パターンは抜き(お約束事)

左右独立電源はTPA6120の放熱部で共通アースになります。

20170909_192646

ケーシングした写真です。
供給元の電源が+/-15Vなので+/-9VのPri Regulatorを左右に配置し
定電流電源の発熱を最小限に抑えたつもりです。
結果
無茶苦茶贅沢な電源構成になってしまいました。
*
HPAへの供給電圧は+/-5.8Vで負荷抵抗300Ωでのクリッピングは8Vp-pでした。
僕が聞く音量のHD800を鳴らしきるには充分なパワーです。
またアルプスのRK-50の位置が1時を回るくらいなのでより躍動感があります。
ボリュームでの音量調整は10時以下はレベルは別として音がやせるように感じます。

20170926_222906

電源インピーダンスが可聴周波数以上にわたり
抵抗性になる(フラットな)Nazar's Regulator(定電流電源)はピュアな音創りだと思いました。
澄み切った高音域の分解能と共に柔らかくも重厚な空気感の重低音が感じられ
低音域の切れは大変に気持ちが良いです。
*
それにしても
5時間以上も連続して試聴していたら耳の穴がかゆくなってきました。
*
電源のインピーダンスと再生音に関して少しわかってきたような気がしました。

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2017年9月19日 (火)

Instrumentation Amplifier(予備編)

AD830,AD8129,AD8130は差動増幅器ですが

差動増幅器に必要な4本の抵抗がActive Feed Back Toplogyの為不要です。
AD830は最初に発売され、AD8129,AD8130は後発の廉価版です。
AD8130はG=1でAD8129はG=10以上で使用できます。
AD8129単体での評価をしてみました。
評価に使用した基板です。

20170919_182249

周波数特性は
AD8129_20dbでは10MHz/-2db
AD8129_40dbでは1MHz/-2dbでした。
CMRRは
1MHzにおいて20db、40db Ampともに約-85dbと素晴らしい値です。
CMRRの測定の入力は1Vp−pです。
周波数特性は1Vp-pは固定で20db、40dbのATTを挿入して測定しました。

20170919_182302

AC結合で測定したノイズは下図の1uS/div.のピーク値が最も大きかったです。

出力のオフセット電圧はマルチメータで確認しました。

高速のOPAなのでDC特性は良くありませんが対処は可能でしょう。

GB積が200MHzのノイズはいかんともしがたいですが...............

面白い用途があると思います。

20170919_182330

つづく

2017年9月 6日 (水)

Nazar's Regulator

Nazar's RegulatorのPSRRをLTspiceしてみました。
C2の容量を大きくすると低域でのPSRRが改善される事がわかりました。
キャパシタはカタログからのESR値とおおよそのインダクタンス成分を加味しました。

20170906_015508

NazarレギュレータのPSRRは素晴らしい特性です。

C2=赤線 : 左から1000uF,100uF,10uF、

20170906_015552

シミレーションで挙動をつかめたので
時間はかかりますが実基板で再評価する機会があれば改めて報告します。

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