HT7750A Low Noise Step-Up Regulator
秋月にパーツを調達に行ったおり
HOLTEK社製のHT7750Aという
Pulse Frequency Modulation (PFM)
Step-up DC/DC Converterが目につき
迷わず購入してきました。
というのも2 Cell Battery to +5V Switching Regulatorで検討していた
NCP1402がよぎったものですから。
結果、パッケージの違いこそあれ
等価回路を見る限り同じ原理で動作しています。
という事で気になっていた
単三バッテリー2本からHT7750Aで5Vを作り
HPAの電源に出来るか検証してみました。
結果は
大変にノイズの少ない+5V電源が出来上がりました。
(最後までお読み下さい)
回路図をご覧いただくと
ノイズがフイルターを通過する毎に軽減されていく様子が判ります。
PFMの波形はPicture Aです。
負荷電流が変化するとパルス周波数が変化して基準電圧と同じになるよう制御されます。
このスイッチングパルスが強烈なスパイクを発生します(Picture B)。
チップ型ビーズコアでスパイクを取り除く事が出来ました(Picture C)
さらにノイズを軽減させる為にLCフイルターを追加した所
オシロスコープの1mVレンジでGNDレベルになりました(Picture C)
ミリバルで測定した所28~42uV-rmsで揺らいでいました。
超を付けても良いぐらいのローノイズな電源になりましたが
落とし穴がありました。
入力電圧は実験の為に外部直流電源を接続しました。
バッテリーの電圧を1.2Vx2=2.4Vと想定して
2.4Vを供給してデーターをとったのが回路図のノイズ波形です。
データをとり終えた後にバッテリーを接続したらノイズが増える!!
な、なぬ!
バッテリ−電圧が2.56Vでノイズ電圧が1.32mV。
どうも入力電圧によって出力ノイズの出方が異なるようです。
入力電圧を1.8Vから3.0Vまで0.2Vステップで可変して
出力ノイズを観測した所
400uVp−pから5mVp−pまでばらついていました。
入力電圧に比例はしていません。
ローノイズの箇所がたまたま2.4Vだったという
偶然な結果でありました。
しかしながら
バッテリー動作電圧範囲でMax5mVp−pのノイズは充分にHPAに使えると判断しました!
回路図のEXCCL4532U1のインピーダンス周波数特性は
Panasonic社のデータシートから引用させて頂きました。
このチップ型ビーズコアは鈴商で100円(5個)でした。
スパイク対策には大変に有効なデバイスだと思います。
インダクターは千石のB1階のパーツショップで購入。
SumidaのSMDタイプや
その他のインダクターの品揃えが充実して便利になりました。
変更
回路図のR1は無しにしました。
ブリーダーのつもりで付けましたが
この1Kohmで5mAを消費させるのは勿体ないです。













